2009年12月30日水曜日

年末のご挨拶

ブログを読んでいただいた皆様へ
今年から始めたブログも、おかげさまでたくさんのアクセスを頂だいいたしました。新築を超えるリフォームを目指した「西岡の家」、道内の技術と材料で0エネルギーハウスを目指した「銭函の家」、どちらも内覧会にはたくさんの方に来て頂いてほんとうに嬉しく思います。この場をお借りして御礼申し上げます。今回、会場に来ていただいたみなさんの声で印象的だったのは、「道内の工務店でもここまで出来るの?」とか「北海道で杉が取れるの?」とか「ほんとうに全部北海道の技術なの??」といった声が非常に多かったことです。設計者の力量はさておき(笑)、実は北海道の住宅建設の技術水準は非常に高く、附帯する研究や新技術の開発、建材の質においては全国一といっても過言ではありません。住宅建設に携わる全ての方々の名誉のために言うなら、北海道で家が持てるということは建て主にとって実に幸せなことに違いありません。先進国であっても食料の自給率を上げることが大切なように、様々な分野のものづくりの結晶である住宅ももっともっと自給率を上げてほしいと思っています。現在の統計では、建築家に家の設計を依頼する人は全体の3%にも満たない状況ですが、けして諦めることなく北海道の素適な名店、技術、素材をたくさん紹介したいと思っています。そうして北海道といえばまず「旨い食品」ばかりではなく、「住宅デザイン」と全国的に認められるように来年も精一杯努力してまいります。またたくさんの方からお引き合いを頂だいしたことにあらためてお礼申し上げます。今年も例年通り(笑)お休みはほとんど無いと覚悟しておりますが(爆笑)、みなさまのご期待に沿えます様に力一杯、努力する所存です。今年は年末ぎりぎりまで業務が伸び年賀状が元旦に間に合わない方もいてたいへん申し訳なく思っています。どうぞお許し下さい。今日から明日に掛けて道内は荒れるとの予報。皆さま帰省の際は気をつけて。ご家族のみなさまともどもお体ご自愛下さい。それでは良いお年を。一年の感謝を込めて本年最後のブログとさせていただきます。 山本亜耕