2010年10月16日土曜日

南あいの里の家 屋根工事

南あいの里の家の屋根は二重構造になっています。前回ご紹介したトラスの外側に断熱をしてから、もう一度その上に屋根をつくります。昔は屋根を一回で作り、天井を水平に貼って天井裏に断熱材を吹き込んでいました。結果として天井裏は使えない空間になってしまいます。しかし構造材の外側に自由に断熱することが可能になると室内から見て斜めの屋根なりの天井が可能になります。


屋根の断熱材の上に透湿防水シートを貼り垂木で屋根を掛けている様子。垂木の間が通気層となり結露から小屋組みを守ります。

垂木の間の通気層の拡大写真遠くに見えるのが屋根の頂上になります。

棟梁が加工しているのは屋根の表情を決める破風。今回は勾配に対して45°内側に倒して納めます。

拡大写真です。最後にはステインで黒く塗装されて仕上げとなります。

妻側の軒の跳ね出しは1.5mです。