2012年9月1日土曜日

前田の家 基礎工事その2

「前田の家」も昨日、布(立ち上がり)部分のコンクリートを打設しました。こちらは基礎部分に外断熱として18cmのEPS断熱材を用います。それでは上の写真を解説してゆきましょう。まず断熱材の頭にしっかりガムテープで養生しています。コンクリートは上から流し込むので飛び散ったりした余分なトロが厚み18cmの断熱材の上で固まってしまうのを防ぐためです。コンクリートが固まった後にテープを剥がすと断熱材の頭部分がきれいなまま現れます。もちろん養生をしなくても建物性能に変りはありませんが、仕事のきれいさにこだわるI所長らしい心配りです。次にアンカーボルトですがしっかり木製の治具をつくり基礎の中心に一直線に並ぶようにすることはもちろん、埋め込み深さを揃えるために小さく切ったスタイロフォームを二つ使いながら、ボルトのねじ山にコンクリートが付着しないようにしっかり工夫してあります。「前田の家」もこのあと床のコンクリート工程が残っていますので、ねじ山はしっかり守らなければなりません。


アンカーセット前、断熱材の上部にテープ養生が完了したところ。コンクリートの圧力が大きいので型枠(外側は断熱材が型枠代わりとなる)がはらまないように斜めの控えを入れている。

今日は相変わらず暑いし~ということで
C.クロスなんていかが? http://www.youtube.com/watch?v=ur8ftRFb2Ac