2013年12月14日土曜日

西野里山の家 オーダーキッチン工事

さて、今日はオーダーキッチンのクリナップ直需営業所さんが現場に入っています。過去に何回もご紹介したとおり、L:居間+D:食堂+K:台所を一体空間で作ることの多い北海道の家において、その中央に置かれる、対面型のキッチンはとても人気があります。もちろんそのキッチンを自由に思い通りにデザインできたらもう最高ですよね~。(笑)以前はそうはいってもフルオーダーのキッチンなんてなかなかコスト的に折り合うことが少なかったのですが、クリナップ北海道支店さんのご協力で今ではそのお宅専用のモデルをリーズナブルにデザインすることができるようになりました。 今日作っているのは、「西野里山の家モデル」というわけです。その特徴は床や枠にも使用している北海道産のカバ材を贅沢に使用していること。このカバ材、元は体育館用のフローリングの材料で、厚みが18mmもある美しいもの。床には巾9cmに加工してフローリングとして用いましたが、どうせならばキッチンも同じ材料でコーディネートしましょう!となったのでした。

比較的コンパクトなコの字型のレイアウトながらボックスはかなりの量があります。見た目は小さくとも収納量はかなり求められるので、デッドスペースとならぬように、最大限空間を使った作りになっています。
 

赤みの美しいカバ材の扉つきのボックス。組み立て前なのでまだ完成形が判然としませんが、これからがとても楽しみです。

こちらは大容量のストッカー。

左に斜めに立て掛けられたものは、なんとコの字型に一体溶接されたステンレスの一枚天板。大きくて重たいので二階まで上げるのは5人がかりだったとか、現場のみなさまごくろうさまです。中央の三脚は水平と垂直を出すレーザー水準器。仕事はたいへん正確です。
 
今日はもう一曲、福原美穂と聖歌隊の歌でアメイジンググレイス。
現場で頑張る全ての職人さんに贈ります。 http://www.youtube.com/watch?v=nC-TwTkTx-E

恵庭の家 基礎型枠工事

みなさん、昨日はひどい吹雪でしたね~。札幌西区方面も一気に雪が積もり、いよいよ根雪になりそうです。本来ならば足踏み状態の予定だった「恵庭の家」が意外や進んでおりまして、もちろん担当していただいている㈱キクザワさんのお力で優先的に基礎屋さんを回していただいたおかげで週明けには二回目のコンクリートの打設が見えてきました。今日もK所長より現在の現場の様子の写真が送られてきましたので一緒に見てゆきましょう。

基礎の断熱材はなんとか設計図通りのものを納品していただけたことを前回、書きましたが今日はその取り付けです。断熱材の厚みが16cmもあるので切断はなかなかたいへん。合わせて基礎を貫通する設備用の配管の穴を事前にしっかり計画しておく必要があるので丁寧にケーシング(近年のコンクリート工事ではドリルによる穴あけは極力行わず予めコンクリートで塞がらないようにケーシングと呼ばれる管を配置してからコンクリートを流し込みます。)の取り付け部分を見ておきます。

K所長が機転を利かせて上屋のテントで完全養生したので、まったく雪の影響を受けずに型枠の工事が進んでいます。型枠も下ろしたての一番枠なのでしょう、とてもきれいですね~。(笑)

こちらはケーシング、基礎の断熱は外断熱なので、白い断熱材側が外部になります。
 
しかし気がつけば一年ももうすぐ終わり。あともう少しで、「西野里山の家」が完成なので、少しの間「恵庭の家」に行けていません。もちろん木造部分や基礎の打ち合わせを毎週のようにしていますが、ものづくりはやはり現場がよいですよね~。(笑) K所長、しばしよろしくお願いいたします。
 
今日は札幌の誇る歌い手、福原美穂なんていかが(笑)