2014年12月26日金曜日

宮ノ丘の家Ⅱ 気密測定1回目

ここ数日、連日の雪に見舞われている札幌市西区。大工さんの人数を増やし、I所長とM主任の二人監督体制で工程の速度を維持しここまで来ました。屋根の板金は既に終了。室内は全て気密用の厚手のビニールシートが貼られ、テーピングは完了し、壁の貫通部や引き込み管にはテーピングが終っています。大工さん、設備屋さん、電気屋さんに建て主さんが見守る中、第一回目の気密試験の開始です。現場を担当する剛建築工房さんは丸稲武田建設さんについで多くの現場を担当していただいている工務店さんです。毎度ご指名のI棟梁とは既に8年越しのお付き合い。秋田出身の陽気な性格で仕事も確か、今回の「宮ノ丘の家Ⅱ」は複雑な構造に加え今までで最大規模。車庫のような半屋外となる空間も多く断熱ラインと気密ラインの処理がたいへんな現場です。

気密試験担当はお馴染みのDr.タギ氏。今回もC値0.5以下の現場専用の小さな整流筒付き測定装置で減圧を開始します。

一回目はC値で0.3cm2/㎡。でも特性値が芳しくありません。「漏気が集中しているかもね?」Dr.タギ氏のアドバイスを受けて全員で漏気部分を探索。玄関ドアの足元と車庫につながるドアの足元に漏気部分が集中しているのを発見。早速、バックアップ剤を注入しシールします。

さて、第二回目の開始。今度はなんと一気にC値0.2cm2/㎡をマーク。やはり気密試験はどんなに熟練の現場でも必ず二回行う必要があります。しかし見事!開始から僅か1時間で見事目標値達成!I棟梁と大工のみなさん。I所長とM主任に心より感謝いたします。

 
今日はジャンクフジヤマなんていかが?https://www.youtube.com/watch?v=ShvCOFBu6wE