2017年7月25日火曜日

西野まちなかの家 建て方開始

いよいよ始まりました「西野まちなかの家」の建て方。土台を敷いて大引を掛けて、根太を落とし込んで行きます。骨組みの段階でも大工さんの足場が取り易いようにデザインします。もちろん完成した時には骨組みは見えなくなってしまいますが作る途中の安心感や安全性は仕事を楽に早めてくれます。写真は1階の床ですが同じ要領で2階の床(高所)を作り、さらに屋根では組み上げた美しい骨組みを見上げることが出来るように作ります。住まう人にも現場で働く人にも役に立つ設計でありたいと思いながら図面を描いています。

ボルト頭が土台とフラットになるナットを使って壁に充填する断熱材との間に隙間ができないようにします。

天気に恵まれて床下のコンクリートはしっかり乾いています。

床下の高さは約80cm。照明や換気、パッシブ換気の熱源等を設けて室内として使うことが出来ます。要は1階と同じ面積で天井高80cmの大きなトランクルームが床下に付いてくる。基礎断熱っていいですよね~(笑)

同じJIS規格の構造材でも、土台は宮崎県から

柱はなんとルーマニアから。ここらへんは複雑ですよね。少しづつ地元の山の木を使って建築が作られるような健全な資本主義に変わってゆくとよいですよね。やはり本来なら西野に建つ家は西野産の木材で作れるといいな~(笑)。

しっかり足場の掛かった「西野まちなかの家」の現場。
 
今日はボサノバなんていかが