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札幌市, 北海道, Japan
はじめまして。 北海道、札幌市で設計事務所をしています。 暮らしに最も近いものづくり「建築設計」 地域色豊かで環境的、使いやすくて長持。 そんな暮らしのデザインが大好きです。 社会の悩みを建築デザインのテーマにすると面白い! そんなことを考えながら今日もスケッチしています。建築(暮らし)のお話しあれやこれ... どうぞお楽しみ下さい。

2017年8月29日火曜日

西岡の家 屋根防水点検&補修工事 その2

外屋の部分は雨水が壁を伝うことがないように水止めを追加していただきました。

軒の先端は既存のトタンの上からL型水切りを被せてシートを増し貼りいたしました。

立体的に見るとこんな感じ。屋根に溜まった雨は壁を伝うことなく軒先から外に落ちます。

下から見るとL型の水切りが既存のトタンの軒先の上に被っているのがよく分ります。明日からは電気温水器の撤去と灯油給湯器の取り付け、ホームタンクの組み立て、石油ストーブの取り付けと進みます。
 
 
約10年前は窓下の水切りも必死に考えてこんな感じでした。
 
ずいぶんスマートになりました。
 
 


今日はバンドメイドなんていかが(笑)

西岡の家 屋根防水点検&補修工事

今日は2009年に大規模性能向上リフォームで蘇った「西岡の家」の現場に来ています。約10年経って外壁のステインが色落ちしたのと、0勾配屋根の経年変化の様子や劣化部位の確認、当時はまだなかった役物による改良等が目的です。
 
 
汚れてはいますがほとんど劣化や硬化を感じないシート防水の表面。シート自体は全面接着ではなく点付け接着工法なのでその部分のみ補強パッチを増し張り補強すればそれで終了。

こちらは今回改良を加えることになった軒先。現在はL型の雨切りを打ち付けていますが、当時はそれを板金で作りその上にシートを接着していた。今回の点検で現在の工法と同様にこの状態のまま上からL型雨切りを被せシートを増し貼りすることとしました。経年はほんとうに技術の進化には欠かせない先生でその蓄積を通してしか普遍的な納まりは完成しないと思っています。

増し貼りを終えた点付け部分。

無落雪を優先させるためにこんな風に薄く雨水は屋根面に溜まります。

こちらは外壁の様子。右側から塗装屋さんが塗装してきたところ。塗料メーカの多くは5年以内の塗り替えを薦めるが、現実的に考えて5年ごとに家の回りに足場を掛けるなんて非現実的だ。そこで外壁材に轢きたての粗くけば立ったものをあえて使い、たっぷりと塗料が染み込む様に工夫している。こうすることで約10年くらいは塗装の間隔を延ばすことができる。
 
 


野幌の家 基礎工事

布基礎までコンクリートを打ち終わった「野幌の家」。角地なのでそれぞれの道路の高さが異なりGL(基準とする地盤面)をどの高さに取るのかで難儀しましたが、擁壁を設けることで隣地への影響が薄れてちょうど良い位置に基礎高さを設定することが出来ました。

こちら側がカーポートで幅員の狭い道路に摺り付けます。

こちらは玄関スラブの支持。床下の空間を使うために土で埋め戻してしまうことなく空間とします。

隣地との間に擁壁を設ける(縁を切る)ことにより、隣地とは異なる角度でスロープ勾配を敷地内に引き込むことが可能となる。

カーポートの一部をトンネルのように使って極力、雪や雨に当たらずに玄関にアプローチするためにカーポートに向けて掘り込んだ玄関ポーチ。道路から近い位置に出入り口を設けざるを得ない敷地条件の場合はこんな風に工夫します。
 
50年前の音源なのにこれでいいじゃないか!と思ってしまう。
今日はビートルズなんていかが(笑)

西野まちなかの家 外装工事

板金屋さんの窓下水切りや腰水切りが完了し通気胴縁を打ち終わると、いよいよ外装の木板を貼り上げて行きます。住宅街に多いサイディングではなく、年月と共に味わいを増す材料が好きなのと簡単なメンテナンスを狙って最近は貫板を保護液に漬けたものを貼る機会が増えました。北海道でも地域によって端柄材の種類はさまざま、札幌近郊はエゾ、トドの貫板が多いですが道南ならば杉材、道北ならカラマツ材が主流になります。
 
板金屋さんの丁寧な仕事で見付け15mmに折られた腰水切り。
 
小さな窓の多い北面から貼り込んで行きます。
 
こんな風に一部を半円状に削って空気が壁のすぐ下を流れるように通気加工した胴縁を使います。通気胴縁で押さえられている白いシートは防水と透湿を担い、このシートの下にはさらに耐火ボードを貼ってあります。そのボードでグラスウールを押さえることで、ウールの膨れで通気層をふさぐことがなくなり、写真のように仮に雨水が通気層に浸入してもすぐに下に抜けるようになります。
 
今回は水切れを考慮して従来より水切りを10mm前に出しました。
 
合板の下地を包むように、また木口もしっかり塞いで、下から見上げられても下地の合板が見えぬように加工するのは板金屋さんの高い技量が必要です。この状態で先端の見付けが20mm。従来通り10mm短くして腰水切りと同じ見付15mmで納めるのか悩むところです。
 
こちらは上からの図、これから板同士の隙間を埋めるように27×18mmの押縁を打ちますがその押し縁の面から20mm離れて水が切れるように10mm水切りを伸ばしたのです。
 
さて貼り上がりが楽しみになってきました。(笑)
 
今日はJazzTronik行きましょう!

西野まちなかの家 製作キッチン工事

「西野まちなかの家」のキッチンはクリナップ直需事業部で製作していただきます。この直需事業部を置いているのは東京の他は北海道のみ。平たく言えばあのクリナップさんが各家庭専用のキッチンを特注で作ってくれると言う(笑)・・誠に恵まれた地方なのです。もちろん価格も含めてあらゆる部分のオーダーが可能なので、今では当事務所では既製品より特注物のキッチンの方が多いという状況。オーダーキッチン専用のショールームでパーツ一つ一つから日頃のメンテや使い勝手、その他中々聞けない情報までキッチンスペシャリストの石川氏と過す時間は私たち作り手にとってもとても勉強になります。 
既製品でよく見る、簡単な三面図ではなく、全て施工図面を起こし、実際の面材や水栓、ハンドルやノブの一つに到るまで実物を見ながら決めてゆきます。夫婦で体格差がある、高齢の母と一緒に使う、娘と対面で料理をしたい等々・・・の場合はミリ単位で天板や吊り戸棚の高さを調整します。電子レンジをカウンター下に隠したい。お住いの地域特有のゴミの分別種類に応じたゴミ箱をスマートに格納したい。扉や天板に地域産の木材を使いたい。他社の食卓テーブルを連結させたい、扉は全て旭川家具で揃えたい等々・・・今や北海道の建築家は石川さん様々です。(笑)最近ではクライアントの奥様から「キッチンは石川さんに」と逆指名も出るようになり、ここ7~8年でクリナップさんのオーダーキッチンはすっかり地域に定着しました。
 
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今日はT.Flanaganなんていかが